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早大、分子内の電子波動関数の変化を「100アト秒」で測定する技術を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル
早稲田大学理工学術院は、分子内の電子波動関数の変化を、「100アト秒」(1アト秒=1018の1秒=100京分の1... 早稲田大学理工学術院は、分子内の電子波動関数の変化を、「100アト秒」(1アト秒=1018の1秒=100京分の1秒)という従来にない超極短時間の分解能で測定したことを発表した。 今回の研究は先進理工学部准教授の新倉弘倫氏らと、カナダ国立研究機構と共同で行われ、米国物理学会誌「Physical Review Letters」オンライン版で公開された。 電子は原子や分子の中で、ある確率に従って分布しており、その空間分布や位相は「波動関数」として表される。ご存じの方も多いかと思うが、波動関数とは大ざっぱにいって「この位置にこの電子がある確率は何パーセント」という形で表現するもので、我々の日常的なスケールの世界における物体のように、1つの場所に絶対的に存在するわけではない。よく、原子核の周りを小さな球体が周回しているようなイラストがあるが、あれはわかりやすくするために一種のデフォルメであり、より正
2011/08/26 リンク