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山本周五郎「五辯の椿」を読む 復讐劇の仕掛けは…… - 日付のない便り
何十年ぶりかの再読である。根気がなくなっている昨今には珍しく、一気に読んだ。若い女の復讐劇。母「... 何十年ぶりかの再読である。根気がなくなっている昨今には珍しく、一気に読んだ。若い女の復讐劇。母「おその」とその愛人を焼き殺し、母の遊び相手だった男たちを色仕掛けで惑わせ、次々にかんざしで刺し殺していく。よくよく考えれば、ヒロイン「おしの」の復讐は凄惨なものなのだが、読んでいる時はそこに思い至らない。どこまでもおしのが清冽な印象を受けるのには、作者の周到な仕掛けがある。 五瓣の椿 作者: 山本周五郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/12/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る おしのの復讐する相手は、まったく同情の余地がないクズばかりである。母親「おその」を含めて、色と欲だけで生きてきて、それを恥じることもない人物ばかりである。見事なほど、共感する余地がない。 母「おその」は、婿養子で真面目一方の父「喜兵衛」を徹底的にないがしろにし、家を顧みず、夫を避け
2018/10/02 リンク