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フリーランスライター畠山理仁の「永田町記者会見日記」│第29回│マガジン9
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フリーランスライター畠山理仁の「永田町記者会見日記」│第29回│マガジン9
●「多様な質問を認めない」記者クラブ主催の記者会見。 ここで誤解のないように言っておく。私は記者会... ●「多様な質問を認めない」記者クラブ主催の記者会見。 ここで誤解のないように言っておく。私は記者会見のルールの変更について、自分だけが出席できて、質問・撮影ができればよい、という考えを持っているわけではない。 私が質問権のないオブザーバー参加制度の撤廃を求めてきた理由は、自らの利益のためではない。そもそもフリーランサーは、会見に出ても社員記者と違って給料が出るわけではない。むしろ他の仕事を断っていくため、金銭的にも時間的にも損をする。私が条件緩和を求めるのは、大げさに言えば国民の利益のためだ。 現在、総務省の記者会見からは、総務省記者クラブが定める「参加枠」から漏れるメディアがいくつも閉めだされている。 情報通信を担当する総務省であるにもかかわらず、インターネット上で大きな影響力を持つ「ITメディア」などのインターネット媒体の記者は、公式の記者会見に参加して質問することができない。また、日