性犯罪：周囲の理解と支援訴え 被害を公表、小林美佳さん ／群馬 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇「被害者が声を上げられない現状こそ問題」 県内で初めて性犯罪を対象にした裁判員裁判が２５日まで前橋地裁で行われ、被告の男（２６）に懲役１２年（求刑・懲役１３年）が言い渡された。意見陳述した被害者の一人は「参加してよかった」と裁判を評価したが、被害を表に出せず苦しんでいる人も多い。自らも性犯罪被害に遭った経験を持つ小林美佳さん（３４）＝東京都＝は「被害者が声を上げられない現状にこそ、性犯罪が抱える問題の本質がある」と、周囲の理解と被害者支援の必要性を訴える。【喜屋武真之介】 小林さんは００年８月、帰り道に男２人に襲われ、性犯罪に巻き込まれた。その後、実名で被害を公表、性犯罪の実情を訴える講演活動などを行い、０８年には「性犯罪被害にあうということ」（朝日新聞出版）も出版した。事件から１０年近くたったが「今でも当時の事を突然思い出し、動悸（どうき）や震えが止まらなくなることがある」。事件を振り

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あとで

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「年間約２０００人の性暴力・性犯罪被害者から相談を受けるが「その中で警察に届けるのは２０人、裁判までいくのはさらにその中の５人」」