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京博のいい話:京都国立博物館・研究員エッセー/33 /京都- 毎日jp(毎日新聞)
◇優れた作品が目を肥やす もう30年以上も前になるが、私が大学で美術史を学び始めた頃のことである。... ◇優れた作品が目を肥やす もう30年以上も前になるが、私が大学で美術史を学び始めた頃のことである。当時、金曜日のゼミの時間は、誰かの発表がない限り、見学にあてられていた。大阪や京都、奈良にある社寺や美術館、博物館などを終日、見て回るのである。「美術史を志す以上、まずは優れた作品、しかも実物をできるだけたくさん見なければならない」というのが先生方のモットーだったからだ。良いモノを見続けていると、おのずと出来の悪いモノには耐えがたい違和感を覚える。要するに、目が自然に肥えてくるというのである。 「そう簡単にはいかないだろう」と思われるかもしれない。だが、美術史で飯を食おうなどとはこれっぽっちも考えていなかったダメ学生の私でさえ、すぐにそれを痛感することになった。 その年の夏休み、実家に帰省した私は、亡き祖父が趣味であつめていた絵を出してみた。子供の頃、祖父が自慢げに床の間に掛けていたものだ。美
2012/09/21 リンク