北朝鮮ミサイル:政府発表、発射４５分後 米韓に後れ－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

北朝鮮は１３日午前７時３８分５５秒ごろ、長距離弾道ミサイルの発射を強行し、失敗に終わった。日本政府の発表は発射の約４５分後にずれ込み、米韓両国に大きく後れを取った。日本のはるか手前でミサイルが爆発・落下する事態に、事実確認に手間取り、情報が錯綜（さくそう）した。「危険がない」とみた首相官邸は全国瞬時警報システム（Ｊアラート）による通報を見送ったが、沖縄県側は不満を表明。情報収集と発表のあり方に課題を残した。 韓国の聯合ニュースは、韓国国防省の説明として、ミサイルは発射から約２分後に１段目のブースター（推進体）が高度約７０キロでいったん爆発したが、その後も上昇し、韓国・白翎島の上空１５１キロで落下し始めたと伝えた。発射から約８分後に空中爆発し海上落下。１段目は１０個余り、２・３段目は計３個に分解されたという。