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商店街の路地を入ったところにマンションはある。昼間だというのに室内はしんとしていて、部屋を取り囲... 商店街の路地を入ったところにマンションはある。昼間だというのに室内はしんとしていて、部屋を取り囲むようにしてある細い庭には、晴れた日のこの時間だけ(正午前後)木漏れ日が射す。それをカーテンの隙間から見る。眼鏡は外しているから、緑と黄の木漏れ日は、ぼんやりと滲んで見えて綺麗だ……と思った瞬間に、この光を書きつけようと思いたち、さっきまで読んでいた本をカーペットの上に置いて、刺さっていたケーブルをスマホから抜き、画面のうえに指を滑らせていく。この慌ただしさ、なんだか貧乏くさくないだろうか、どうだろう。思った瞬間にブログに書き留める節操のなさ、みっともなくないか。なんでこの感動を自分の心のなかに留めておくことができないのか。誰かにこの美しさを伝えたかったから?違う、自分のなけなしの感受性を見せびらかしたいからだった。ほんとにしょうもない、貧乏くさい。 庭に植わってある木の名前、ひとつも知らない。
2019/03/17 リンク