プロカルシトニンの社会的有用性について - レジデント初期研修用資料

今作っているのは「症状」で分類した教科書で、患者さんはたいていの場合、何らかの「症状」を抱えて病院にやってくる。 ところが西洋医学は「臓器」で分類されていて、さらに悪いことに、医師国家試験は全ての臓器を網羅しているから、 医師はあらゆる臓器を診察できることになっていて、「症状」を「臓器」へと翻訳する工程は、 誰でも問題なくできることになっている。 実際にはもちろんそんなことはなくて、病院にはだから、いくつもの科があって、患者さんはしばしば、 「この患者さんは少なくとも、うちの科の領分じゃありません」なんて、症状を抱えているのに、 いろんな科から「うちじゃない」なんて、理不尽な返答をもらうことになる。 検査の社会的有用性 主治医が決まらないと治療は始まらないし、「うちじゃない」問題が発生するような患者さんは、 たいていの場合、どの科の医師にしても、きちんと診療する自信が持てないケースがほとん

[heis101]

「検査には、医学的な有用さとは別に、社会的有用性というパラメーターがあって、 外来で「うちじゃない」問題が発生したとき、こういう検査が活躍する。」

[youkiti]

BNPはそういう意味で役立ってます。感染症科のない病院のプロカルシトニンは惑わすだけになっているかなと。

[Terra-Khan]

"少なくともうちの科"では結構多用してますよ。「易感染性がある」という前提つきですけど。

[physician]

プロカルシトニンいらない。使いようがない。使った事ないからだろうけど、必要な状況が想像できない。/BNPは役立つ/移植後GVとの鑑別ができない状況で陰性としても、抗生剤いかないかというとそんなことはなさそう

[hibigen]

プロカルシトニン／小児科には、「子ども」という分類だけで何でも来るし、結局感染症でも膠原病でも自前でみなきゃいけないからなあ…。

[sankaseki]

プロカルシトニンの社会的有用性について - レジデント初期研修用資料

[medtoolz]

なんかこう、医師にとって新しい状況を生む検査というのは面白いな、と

[p_shirokuma]

経過を見守りたい。