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『文学全集を立ちあげる』(文春文庫)/丸谷才一, 三浦雅士, 鹿島茂: 日々の文字箱
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『文学全集を立ちあげる』(文春文庫)/丸谷才一, 三浦雅士, 鹿島茂: 日々の文字箱
これを通読して、自分の文学的教養が、まるでないことに愕然とした。 そもそも、世界史の中でも、文化史... これを通読して、自分の文学的教養が、まるでないことに愕然とした。 そもそも、世界史の中でも、文化史や文学史の項目を覚えるのが極端に苦手だったが、考えてみると、それらの中身に触れたことが一度もない。 果たして、文学部の学生は、ここに挙げられている作家群の代表作ぐらいには目を通しているのだろうか。 中学や高校の国語教師は、どの程度文学論や文学史を語り得て、実際にそれらの本を読了しているのだろうか。 話は変わるが、点字の本というのは、活字に比べて量も膨大になる上に、指で字を追うのには目で追うより遙かに時間を必要とする。 だが、今では録音図書の普及と、デジタルデータでの保存により、読書の方法や、その所蔵の仕方に格段の幅広さが生まれた。 それはすなわち、時間的余裕さえあれば、視覚障害者であっても、文学的土台を十分に積み上げられるということだ。 一定の教養を得るには、量をこなす以外に方法はない。 その