稲嶺さん当選、「県外」の信念貫く 支持者ら喜び爆発 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

政治 稲嶺さん当選、「県外」の信念貫く 支持者ら喜び爆発2010年1月25日 名護市長選で初当選を果たし支持者と喜びを分かち合う稲嶺進さん、妻の律子さん（右）＝２４日午後１０時６分、名護市内の選挙事務所 【名護】海上基地建設に「反対」の民意を突きつけた住民投票から１３年。国策に翻弄（ほんろう）され、対立を余儀なくされ続けた市民は「県外移設」を掲げる新たなリーダーに市の未来を託した。２４日投開票された名護市長選は「市政刷新」を訴えた新人の稲嶺進さん（６４）が現職の島袋吉和さん（６３）に勝利した。稲嶺さんは「辺野古に基地を造らせない信念を貫く」と力強く宣言し、基地問題への対応に決意をみなぎらせた。選挙事務所や辺野古で吉報を受けた支持者らは「１３年は長かった。これが最終回答だ」と喜びをかみしめた。 ２４日夜、稲嶺進さんの当選確実が伝わると、選挙事務所は喜びにあふれた。稲嶺さんは「多くの市民の