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映画「風立ちぬ」感想 二郎のエゴイズムが向かう先 - 銀河孤児亭
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映画「風立ちぬ」感想 二郎のエゴイズムが向かう先 - 銀河孤児亭
「エゴイスティックな映画だ」 風立ちぬの感想を一言で表せと言われれば、おそらくこう言わざるを得な... 「エゴイスティックな映画だ」 風立ちぬの感想を一言で表せと言われれば、おそらくこう言わざるを得ない。 この映画の舞台は1920~30年代の日本だ。当時の日本と言えば、1923年の関東大震災、29年の世界恐慌により経済的に大きな打撃を受け、国家として深刻な苦境に立たされていた。外交面では柳条湖事件を足がかりとした満州全土の占領、いわゆる満州事変が31年。33年には国連を脱退。周辺国との領土争いが激化する中で、日本は米中を始めとした連合国を相手に泥沼の消耗戦へと突入する事となる。 そんな過去の日本を舞台にし、主人公がゼロ戦(すなわち人殺しの道具)の開発者ともなれば、おそらくほとんどの観客は、そうした当時の時代背景が如実に反映された物語を想像 することだろう。実際、予告編では震災により壊滅する街の様子がクローズアップされ、そのような苦しい時代の中でも愛を育む二人、というような宣伝がなされている。