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ネット選挙解禁になって投票率が100%になっても、投票に行くダケでは若者の声は反映されない
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ネット選挙解禁になって投票率が100%になっても、投票に行くダケでは若者の声は反映されない
総選挙も投票日まであと1週間を切った。 ネット上では、「インターネット選挙解禁」などが騒がれ、あた... 総選挙も投票日まであと1週間を切った。 ネット上では、「インターネット選挙解禁」などが騒がれ、あたかもネット選挙が解禁しないから日本の政治がおかしくなるかのようにも聞こえるが、問題の本質はもちろんそんなところにはない。 SNSをはじめとしたインターネットによるデモクラシーの構築については、大きな可能性があり、また別に書くことにするが、少なくとも若者は、投票ダケではなく、どう政治力を高めて政治に声を聞かせるかという意識をしなければならない。 まず、事実として数字の上では、仮に若者の投票率が100%になっても投票者の数は高齢者の声とほとんど変わらない。 高齢者の声が過度に反映されるシルバー・デモクラシーの現状を共有してもらうために、世代別の人口割合と投票者割合を比較してみる。 若者を0歳から30代まで、高齢者を60歳以上と定義した場合、人口で見ると、高齢者の割合は31.2%にしか満たないのに対