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数学
akitanakanisi.hatenablog.com
満を持して、村上春樹を読んでみました。めちゃ売れてるって評判だし、本屋でも下品なぐらい平積みされてるし、アイフォーンの新作かってぐらいの長蛇の列がテレビで流れていたので、あんまりウザイから読んでみたのです。 読んでみてすぐに王様のブランチで本仮屋ユイカとかが「うーん・・・なんか難しいとこもあったんですけど・・・最後にすごい村上さんから明るい励ましのメッセージをもらったようで元気になりました!」ってぶりっ子然な感じでなんの生産性もないコメントをしているのがなんとなく目に浮かび・・・。その脇で谷原章介が「うんうんそこが村上作品の魅力だよねー」とスカした感じで頷いてる光景が脳裏によぎりました・・・。王様のブランチで褒められている小説はたいがいろくでもないという相場は決まっております。だから変な期待を持たずに読み終えることができました。あらかじめ言っておくと、ボクは村上作品のいい読者ではありません
本を読まない。そういう大学生が今増えているらしい。 面白い本を紹介するブログを5年やってきたが、この「本離れ」現象をどう解釈しよう。非常に嘆かわしい事態だ。「面白い本を探す」ことに命を燃やしながら20代の青春を過ごした僕は、ものごころついた時から、ずっと本が大好きだった。これまで読んだ本は1300冊ほど。「1億2986万冊」のあると言われている世界では、まだまだ遠い道のりである。でも、べつにもともと本が好きってわけじゃなかったんだよね。10代の頃なんか、活字を見るのすら嫌な人間だった。それが、ある時期から、他人と接する機会がまったくなくなり、人と関わらない生活を送り始めたのが、本好きになった最大の要因である。ブログの更新が最近めっきり減っているのも、ブログを書くより本を読んでいるのが好きだからだ。本は面白い。でも若者に無理に本をススメるつもりはない。読むのなら積極的に面白い本を読んでいくに
①いきなり「プロローグ」とか「序章」から始まっちゃう 市販されている小説を読んだらわかるけど、プロローグや序章なんてあるやつある? ほとんどないと思うぞ。そんでもってプロローグって、ほとんど他人から見ればあってもなくても全然困らないような内容がほとんど。 そんなことなら切っちゃいなよ。いきなり本題から入ったほうがスマートだとオレは思うぞ。 ②登場人物がやたら多い。 これは大風呂敷だけを広げて、畳むことに失敗するパターンである。 1ページか、二ページそこらで、登場人物がやたら出てくるのである。主人公がどういう人間なのかわかってないのに、次々と「え、誰?」「え、そいつ誰?」みたいな、本人の中ではしっかりとキャラクターが浮かんでいるのだが、他人に読ませても「こいつは別にいらなくね」とか言われちゃう。他人をお話の中にすんなり引き入れるには、多くても主要キャラクターは三人か四人が限界なんじゃねーかな
最近「カエルの楽園」って本が売れているらしい。本屋に大量に平積みされているから読んだ方もいるかも知れない。僕もずっと気になっていた。アマゾンレビューも大絶賛。ほとんどが高評価。この小説。いったいどんな話なんだろう。と思って読んでみたら中身は「動物農場」的な風刺劇。なんだけど、結論を言うと私は正直、この小説が超がつくほど不快だった。以前、永遠の0を「気持ち悪い」と言ったことがあるが、あのイデオロギッシュなメッセージ性が生理に合わないのかもしれない。 どういう話かというとね。紛争から逃げ出したカエルが主人公なんです。で、そのカエルが、あるときめっちゃ平和なカエルの王国にたどり着くわけ。そのカエルたちは平和が大好きなの。「平和を守ろう」「平和を愛そう」ってずーっと唱えてるわけ。むかし戦争で死んだんです。たくさんのカエルが。だから、もう隣国と喧嘩しない! 二度と戦争をしない。武器を持たない。隣国に
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