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会話術
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最近読んだ中でもずば抜けて面白い本だった。学生、社会人を問わず、知識欲旺盛な人には絶対にお勧めしたい1冊だ。 まず、マンガ風の表紙(これペルシア王?)とラノベ風(?)の日本語タイトルが目につく。これは一般受けを狙ったものだろうが、逆に真面目な本を探している人にはスルーされてしまうかもしれない。 しかし騙されてはいけない。これはれっきとした言語学者による、学問的な見識に裏付けられた本なのだ。原題はLanguage of Food: A Linguist Reads the Menuという。直訳すると『食べ物の言語:言語学者がメニューを読んだら』といった感じだろうか。多分、そんな題名なら私は手に取らなかっただろう。多くの中東研究者も手に取らないだろう。でもペルシアやイスラーム世界の話が、結構出てくる。まずはこの和訳タイトルのセンスに脱帽である。 さて、面白い言語学エッセイといえば、私の中では故
9月8日に出たばかりの本です。 Publication day. — Salman Rushdie (@SalmanRushdie) 2015, 9月 8 Two Years Eight Months and Twenty-Eight Nights: A Novel 作者: Salman Rushdie 出版社/メーカー: Random House 発売日: 2015/09/08 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る ブッカー賞受賞作『真夜中の子供たち』(1980年)、イスラームの預言者を冒涜したとしてホメイニ師から死刑宣告を受ける原因となった『悪魔の詩The Satanic Verses』(1988年)などで世界的に知られ、現在も精力的に作品を発表し続けているサルマン・ラシュディの最新作は、12世紀の哲学者イブン・ルシュドとその子孫が登場するSF作品。 なんでも、ラシュデ
5月10日放送のアニメ版『アルスラーン戦記』第6話「王都炎上 後編」は、奴隷たちが反乱してサームとガルシャースフが倒れるところまで進みました。先日整理したコミック版の章立てに照らし合わせると、2巻の第八章「血塗れの門」まで進んだことになります。 アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス) 作者: 荒川弘,田中芳樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/05/09 メディア: コミック この商品を含むブログ (25件) を見る これは原作小説でいうと、1巻の第三章「王都炎上」の終わりのほうで、アニメの次回放映分の章題は「美女たちと野獣たち」で原作と同じですから、アニメ版の章題はコミック版ではなく、原作の小説のほうに合わせている感じになります。(ややこしいですねww) いずれにしても、ここまでの物語の進行速度を平均すると、原作の1章がアニメ2話分ということになり、私の心配は杞憂だっ
当ブログでは、19世紀イランのペルシア文学作品『名高きアミール・アルサラーン』第1章~第10章までのあらすじを掲載し、また同作と『アルスラーン戦記』の関係について、ペルシア語原典を直に参照して記事を作成しました。 『名高きアミール・アルサラーン』は『アルスラーン戦記』の元ネタか - 来るべきアレフバーの世界(2015年5月12日)第1~2章のあらすじを含む。 『名高きアミール・アルサラーン』第3章〜第6章のあらすじ - 来るべきアレフバーの世界(2015年5月21日) 『名高きアミール・アルサラーン』第7章〜第8章のあらすじ - 来るべきアレフバーの世界(2015年5月27日)『名高きアミール・アルサラーン』の作者についての解説を含む。 『名高きアミール・アルサラーン』第9章のあらすじ - 来るべきアレフバーの世界(2015年6月4日) 『名高きアミール・アルサラーン』第10章のあらすじ
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