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『第三十二どんとこい 「突堤にて」』
「突堤にて」(梅崎春生、講談社文芸文庫、中村光夫選『私小説名作選上』所収) こんにちは てらこやで... 「突堤にて」(梅崎春生、講談社文芸文庫、中村光夫選『私小説名作選上』所収) こんにちは てらこやです 中村光夫選「私小説名作選」に収められた、梅崎春夫「突堤にて」は次のような作品です。 太平洋戦争初期の頃、病気静養中である「僕」は釣りを始めます。海に突き出た防波堤は、未完成な状態で、その突堤部以外は潮が満ちると水に没します。不便な釣り場ですから、通常訪れるのは常連ばかりです。 はじめ相手にされなかった「僕」ですが、1ヶ月もすると常連のグループに馴染むようになります。といっても常連らと個人的な交わりがなされるわけではありません。もっぱらなされるのは釣りに関する知識の共有ばかりで、それ以外に関わり合うことのない関係です。 例えば、海に飛び込んだ「僕」が突堤部にあがるために手を必要としても、みな知らぬふりをします。「僕」が溺れているわけでもなく、水に沈んだ防波堤部分からあがってこられることを知っ