『金融機関による老齢基礎年金繰り上げ。』

障害年金を専門にする社会保険労務士です。個人の方向けにはたらく上でのあらゆるご相談に対応します。日々の業務を中心に、ざっくばらんに書いていきたいと思います☆ ↓老齢年金の繰り上げによる不利益。 最近、老齢基礎年金の繰り上げ受給の相談があった。 金融機関が６０歳からの老齢基礎年金繰り上げを勧め、 受給の翌々月に脳疾患により倒れられてしまった、とのことだった。 「皆さん、そう（６０歳から繰り上げ受給）していますよー」 「手続きは私ども（金融機関で）できますよー」 （そのかわり、ウチに年金の受け取り口座作ってね） ・・・という話である。 老齢基礎年金の繰り上げ受給自体は普通の手続きである。 繰り上げが得か損かは生きていかないとわからない。 もし既に大病などしているのであれば 繰り上げた時の方がメリットを感じることもあると思われる。 ただ、問題は金融機関が「繰り上げた時の不利益」を 十分説明してい