『少年Ａ の事件性 ４』

心が辛い子どもが母親からの対応で辛くなり、その辛さを回避するためによい子を演じた場合、とらうまの反応による辛さと、母親からの対応の辛さから辛さの相乗効果を生じて、辛さが極限になってくると、心が辛い子どもは自分の心に閉じこもってしまいます。子どもの周囲に向かってよい子を演じ続けますが、一人でいる場合自分の心に閉じこもって、自分の心の世界の中で楽しもうとします。 自分の心の成果の中に閉じこもると言うことは、今まで楽しんできたことを自分の心の世界だけで行ってしまいます。今まで楽しんできたことが、残酷なゲームだったり、残酷なＤＶＤだったり、残酷な漫画等だったりしたときに、その楽しんできたことを自分の心の世界、自分だけの世界の中で行ってしまいます。 ここに親や大人が知っているその子どもの姿と、子どもが一人だけになったときの子どもの姿に、乖離を生じてしまいます。子どもは自分の心の殻の中で一番楽しいこと