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『工藤元(kudogen)の小説 『霊喰い』 第1章 明ときり(20)』
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工藤元(kudogen)の公式アメブロ 工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマ... 工藤元(kudogen)の公式アメブロ 工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマが大好きで、年間200タイトル以上を視聴しています。 「ヤメだ。お前は俺と一緒に来てもらうぞ。兄貴。いや、昔兄貴だった男を探すのを手伝ってもらう。」 「晴さんを探してどうする積り?」きりが澄み切った声で尋ねる。 「決まっているだろう、あいつは髪の毛1本すら残さず俺が喰ってやるのさ。あいつは、そうしなければならない存在なんだ。」 きりは、しばらく明の顔を見つめてから、凛として言った。 「ひとつ、お願いがあります。」 「なんだ、言ってみろ。」 「晴さんを探して、もし見つけることができたら、私を喰ってもらえますか?」 明は少し驚いたような顔をしたが、きりは落ち着いた様子で続けた。 「私は、人としても魂消しとしても、もう十分生きました。これ以上、今生に残る意味も目的もありません。か