建築エコノミスト 森山高至『カイジの鉄骨渡りに関する建築的考察３』

ネタバレになるこのガラス階段がなぜ出てくるのかについては割愛しますが、 確かに、普通考えてあんな階段ありえないですよね。 建築の技術的進化というのは、ガラスが一般化した150年前、コンクリートが登場した約100年前、で発明的な技術は出てきていませんから枯れた技術体系のジャンルであることは何度かご説明しました。 しかし、ここ十数年はいくつか建築の技術革新が進んだ時期でもあるのです。 どこで進んだのかというと、強化ガラスの取り扱いと技術なんです。 最近の六本木ヒルズやミッドタウンをはじめ、駅の入り口などで目にしていると思うのですが、ガラスを枠に嵌めることなく、穴を開けた金具で直か留めする技術が発展したんですね。 ドットポイントグレージング、略してＤＰＧと呼ばれる工法ですが、十文字の金具が丸い穴を開けたガラスを繋いでいるのを見かけたことはありませんか？ それが、ここ近年で開発された画期的なガラス

[Asay]

「おめでとう…っ！」の意味がやっとわかったｗ

[SeiSaguru]

こんなことを素人にもわかるように　わざ・・・　わざ・・・　書いてくれてありがとうございます。

[unamuhiduki12]

最新技術の粋をあつめた工法だけど、カイジこれ90年代の話なんだよなあ

[myrmecoleon]

あのガラスの階段が実現可能だと……！？

[jiangmin-alt]

すごいガラス接着剤の話。

[kmagami]

ここまでやっていたからこそ、 利根川も本心では、佐原が気付いてくれなくて非常に残念。 カイジが、ついに、このガラスの階段に気付いてくれたことに、 利根川も兵頭も内心とてもうれしかったんだと思います。

[sase]

紫外線硬化型の構造用ガラス接着ドイツのBohle（ボーレ）社: 一ミリ角の接着面積で約2.6キロ、１センチ角で260キログラムを支える強度。　とてもおもしろい記事

[peppers_white]

帝愛グループの本気を見た

[RRD]

どうでもいいくらだない話を、こういう立場からこれだけ書かれちゃうと嫌でも読んでしまう。これこそネットの醍醐味。/みんななんかのプロなんだからプロの視点でどんなことでも情報発信しようよ！

[uruloki]

現実には無理です、みたいな話になるかと思いきや、まさかの結論。

[hakkatabaco]

帝愛グループはドイツから技術者をも招聘し、資材輸入、施工を敢行。 この鉄骨渡りに並々ならぬ気合で準備していたことがわかります。

[weissorvice]

この段階になると、思わず脳内で……が付きそうな文体になってるw

[dododod]

最後のガラスの階段

[rna]

「数年前に、わが国を代表する金属ハードウェアトップメーカー、スガツネ工業が試験的に導入したことがある幻の工法」

[yu_i]

「ハイテク建築四天王」そんな四天王がいるのか…

[fk_2000]

この人にならキン肉マンの宇宙超人タッグトーナメントのトーナメントマウンテンを考察してもらっても構わない。

[akky_cc]

利根川と兵頭におめでとうということかあああ

[REV]

山田風太郎なら、なんかの髪の毛とか、なんとか蜘蛛の糸を、かんとか加工して、支えにするんだがｗ

[anigoka]

帝愛、ガラス階段に根性かけすぎだろｗ　まさに気づいてくれてコングラッチェレーション｜ｷﾊﾞﾔｼ「帝愛は超古代のオーパーツテクノロジーを利用しｔ（ｒｙ

[youichirou]

いや、それでも大人一人が飛び乗れる強度になる気がしないw。でも、建築家さんがイケると見たならイケるのでしょう。

[ryownet]

専門性を具体例で説明するとこんなに美しい調和がとれた記事になるのか！

[raraya]

『ガラスそのものよりも接着した部分の方が強いという』すげぇぇぇ

[stealthinu]

『カイジが、ついに、このガラスの階段に気付いてくれたことに、 利根川も兵頭も内心とてもうれしかったんだと思います』まさかあのエンディングにこんな解釈が可能だったとは…　やられたっ

[kaitoster]

カイジの鉄骨やガラス階段は鹿島建設しか作れないだと…！

[machida77]

これはすごい/しかしあの階段、掃除の人（多分黒服）も苦労していることだろう。

[yhara]

面白すぎる

[bn2islander]

知らず知らずのうちに建築に関する最先端の技術、工法の知識を身につけられるブログなんだな

[otsune]

連載読んでた時は強度的にガラスじゃなくてポリカーボネート素材なのかと思ってた

[ryozo18]

プロの仕事は美しい

[dambiyori]

「カイジが、ついに、このガラスの階段に気付いてくれたことに、 利根川も兵頭も内心とてもうれしかったんだと思います。」w