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『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(2)』
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『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(2)』
●善意のインフラ 日本の中東における貢献で、目立たないものもある。それは社会・経済インフラ(基盤)... ●善意のインフラ 日本の中東における貢献で、目立たないものもある。それは社会・経済インフラ(基盤)整備である。まさに縁の下の力持ち的な貢献である。たとえば、イランの通信インフラを建設したのは日本企業である。これは革命以前の王制の時代であった。また隣国のイラクでも、サダム・フセインの時代に日本企業が同国のインフラ整備で活躍した。1970年代、サダム・フセインという政治家が独裁者への道を歩み始めたのと呼応するかのように石油価格が上昇した。急増した石油収入の多くをインフラ整備に投入してサダム・フセインは国民の支持を集めた。道路、病院、発電所、大学、博物館などが建設された。フセインの時代にイラクは一変した。 松本清張が1960年代に発表した小説に『砂漠の塩』がある。71年には『愛と死の砂漠』というタイトルでテレビ化されている。許されぬ仲になった日本人のカップルがイラクへ旅し、一人が病に倒れるという