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コレスキー分解を利用した相関係数のベイズ推定 - LIVESENSE Data Analytics Blog
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こんにちは、リブセンスでデータサイエンティストをしている北原です。今回は、多変量正規分布の分散共... こんにちは、リブセンスでデータサイエンティストをしている北原です。今回は、多変量正規分布の分散共分散行列を扱うときに有用であることが知られているコレスキー分解を取り上げます。 多変量正規分布を使ったモデリングをしたいことはよくありますが、複雑な分布であるため計算時間が長くなりやすかったり不安定になりやすかったりします。コレスキー分解を利用することで、この問題が緩和されます。今回は、コレスキー分解を利用した具体的な例として相関係数の推定を扱います。コードはRとStanです。 相関係数 相関係数のベイズ推定 コレスキー分解 コレスキー分解を利用した相関係数のベイズ推定 まとめ 相関係数 まず、基本の確認のため、簡単に相関係数について説明します。 相関係数は二変量の線形な関係性を定量的に示す指標です。実際には相関係数と呼ばれるものはいろいろありますが、ここで扱うのは最も基本的なピアソンの積率相関