労働者にはならない、と決めたきっかけは中島らも

大学入学後、すぐに中島らもにハマった。本はほとんど読んだ。リーマン時代の話は何度読んでも面白い。 今はほとんど処分してしまったけど、最も心に残っているのは「労働とは人生のうちの3分の1を売って金をもらうこと」（大意）という考え方だった。 なるほど、売りたくないなと思って大学を辞め、芸術系の大学で2度目の入学式、はじめての卒業式を終えた。 文系大学院生という地獄の道を歩むことを自ら選択し、もう就職への道はほとんど消えてしまった。 社会不適合者としてはいい道を歩んでいると思う。もし研究者になれなければ野垂れ死ぬだけだ。 もともと真面目な性格ではなく、研究が楽しいという理由だけで大学院進学を決めたので、破綻の予感はある。 それでも、毎日のように死にたいと思う人生にはならなさそうだから、仮にダメでも納得はできる。 中島らもには感謝している。辛くなったらまたエッセイを読むよ。 ■追記 大学院の学費は

[pandaporn]

新聞の見出し「中島らも○○」のVOWネタが印象深い。

[su_rusumi]

灘に一桁で入学した神童　才能で無双するラノベを実演してるようなもん 魅了されるのは簡単にマネできないからやで　それでも晩年はボロボロやった

[pseudomeme]

いつから研究者が労働者でないと錯覚していた・・・？

[natsukitchen]

長生きしないだろうなーとは思ってたけどもっと生きてて欲しかったな、らもさん。

[usou_tuki]

これから通うという大学院の高い授業料を出してくれているのは、その人生を売って必死に労働してくれている両親なのでは。研究者が駄目なら野垂れ死ぬって、そんな生き様の為に両親は人生売っていないと思うよ。

[htnmiki]

なんとかなってるうちはなんとかなるし、なんとかならなくなったらちょっとがんばればいいんじゃね。

[Iridium]

ダメだったら諦めて戻ってこい。いつでも買うからね。

[ohchidani]

悩み相談室は最高にロックでよかったなぁ。そしてカネテツデリカフーズ広告シリーズを見て、人生ってクソ適当に生きても別にいいんだなと肩の力が抜けて、今でも人生の教訓にしてる。中島らももはやダメだな。

[blue0002]

退路を絶ったのなら突き進むのみ。ダメだったらと保険かけるような生き方は矛盾してる。近所で会ったら飯ぐらい食わしてやる

[nomitori]

いい出会いしたな