増田をいつものように見ていたとき、奇妙な人を見ました。 その人は自分のidを名乗って、エントリを書いていて。 これじゃあ、はてなアノニマスダイアリーじゃなくて、はてなidダイアリーです。 その日はチラホラと、真似をする人がいて。 なんだか笑ってしまって、自分にもアイデアが出てきて。 だから、書きました。 そのあとお風呂に入っていたとき、ふと昔のことが頭によぎって。 どんよりとしたあの頃の気分と、乾いた空気と、締め付けられるような寒さと、行き場のないモヤモヤを思い出しました。 記憶はやがて形となり、ストーリーが見えてきて、それを語っているのは id:ysykmzoでした。 そうして、僕の中にid:ysykmzoが生まれたのです。 それは視界の端にちらつき、僕に話しかけるのです。 気付かなかっただけで、前から居たのです。 ずっと呼び掛けていたのです。 僕は僕の心の、よわい部分です。 むかし寝込