「グーグルのプライバシー無視発言」報道が伝えなかったこと

グーグルが提出した裁判文書に含まれた、「自らの意思でサードパーティに渡した情報について、人は合法的にプライバシーを期待することはできない」という引用がヒステリックな報道につながった。本当に気にすべきこととは何か。 米国で、「グーグルがGmailユーザーのプライバシー無視発言をした」と複数のWebメディアが報じた。 対象となったのは、「グーグルがGmailのメール内容から情報を抽出し、ターゲティング広告に利用しているのは、米国および州の通信不正傍受防止関連法に抵触する」として起こされた集団民事訴訟に対する却下申請（motion to dismiss）（全文はここで見られる）中の、下記の文言。 Just as a sender of a letter to a business colleague cannot be surprised that the recipient’s assista

[beintro335]

「グーグルのプライバシー無視発言」報道が伝えなかったこと

[skam666]

“却下申請の段階で、一字一句を取り上げて論評するのは意味がないということになる。だが(中略)グーグルが行う処理について、最終的にどのような判決が下るかについては、注目する意味がないとはいえないだろう”

[jt_noSke]

ふーむ

[deep_one]

元の判決文の文脈を見ても開封するのは「アシスタント」であって、アシスタントは当然ボスの秘密を守る（と期待される）。Googleは自分をその立場と言いたいのだろう。

[rgfx]

「(motion to dismiss手法が一般的となる米国の法廷では)却下申請の段階で、一字一句を取り上げて論評するのは意味がない」