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平田松堂『木苺』 (モダニズム短歌) - bellaestate’s diary
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平田松堂『木苺』 (モダニズム短歌) - bellaestate’s diary
・山の下へ下へ下へとなびかふも靑海の上の一面の茅 ・斷層の幾番目にか殘る陽あたりその日當りの直きに... ・山の下へ下へ下へとなびかふも靑海の上の一面の茅 ・斷層の幾番目にか殘る陽あたりその日當りの直きにうごけり ・道のべのしらやま菊の白花は往けども往けどもこの花咲けり ・夕しづの湖には動く雲のありて島にはわたるあざやかに見ゆ ・水際の夕木(ゆふぎ)をもるゝ陽(ひ)はしのび湖にたもてる光にさやる ・ふくらみて湖を渉りし白雲のあまたはポンモシリーにま影を落す (湖中三島の一つ) ・雨の後上りくるらし山腹にちぎれつゞく霧の光り動きつ ・湧きあがる霧の絶えまを靑濡れて山は向ふにつゞきたるかも ・木苺の實を捥(も)ぎ食べつ段々に減(へ)りくる枝を強く引寄せ ・木苺の引寄す枝のそりかえりこゝだ實段々に高みにあるも ・木苺の瑪瑙(めなう)の實こゝだ次々と脊延び引きゐる頭(づ)の上(へ)に來たる ・小雨深くあたり煙(けぶ)れば木苺をつたひ落つる雫忙しき ・斷崖がはろか海先暗くしつ潮もそこより急に蔭りくる ・