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新内閣発足
bcc.hatenablog.com
Oh! FM TOWNS 1994年8月号 連載「Makkenの天下無双!プログラム一本勝負」内に掲載されていたHigh Cコンパイラ用「回転処理」(Makken著作)という解像度256*256 32768色の画像を回転表示させるプログラムがあったので入力してみたものの、正直動作が重かった。FM TOWNS初代機の80386 16MHzでは1~2fps、後期TOWNSに搭載されている80486 CPUでも15fps程度しか出ない。 FM TOWNSの標準開発環境となるHigh Cコンパイラは1990年より前に発売されたというかなり古いコンパイラとなっており、それでコンパイルされたバイナリは現在のコンパイラが備えているような最適化は一切施されない、やっても定数化程度という本当に最適化オプション(/O#)を外してコンパイルしたような元のコードをなんの工夫もなくそのままな形で吐き出してくるのだか
何か勘違いしている人が結構いる、というか公式からの告知が根本的に説明不足、ニュースサイトすらわかっていないのか誤解を招きそうな記事を書いてそれが混乱を招いているみたいなので解説記事を書いてみる。 事の発端はD4エンタープライズ社(D4E)が運営しているレトロPC・ゲーム機タイトルを復刻するサービス「プロジェクトEGG」のNintendo Switch向けラインナップ「EGGコンソール」にてNEC PC-9801版「フレイ」「ブランディッシュ リニューアル」が突然配信中止(既存購入者は再DL可能)したことから始まる。 【2025/8/26 お知らせ】この度都合によりEGGコンソール版『フレイ(PC-9801版)』『ブランディッシュリニューアル(PC-9801版)』の配信を停止させていただくことになりました。 関係者の皆様およびユーザーの皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げ
わざわざこんなこと書く必要もないとは思うけど、やっぱり奥歯に物が挟まったかのような感覚が残り続けていくのであえて書く。 Twitter(X)上で「若者の7割はこれを知らない」というニュアンスのハッシュタグがある。こう書いている時点で「ああ、おじさん達の昔語りがウザいって話か」って思う人も多いし大雑把に言えば実際その通りではあるし、そういうネタなんだからいいのではと言えばそれまでなんだが、その「語っている対象自体が若者は知らない事」というのが物凄いモヤっとする。 どういう事かと言うと、「○○は□□だった」という書込みが大体なんだが、その○○って言うのが今時の人には何なのかすら分からない様な古い対象なのだ。例えば言っている本人的には「今ではこういうイメージの人も昔はこういう人だったんだ」と語りたいのだろうが、そもそもその人10年以上前に死去した故人です。言っている本人的には誰でも知っている人物
スマートフォン用RPG「グランブルーファンタジー」を原作とした格闘ゲーム「グランブルーファンタジー ヴァーサスライジング」(GBVSR) 他の格闘ゲームと同様、勝率によって段位が変異するランクシステムがあり、最上位の「マスター」帯に到達すると更に勝敗で上下するポイントを期間内に貯めた上位プレイヤーには更にその上の「グランドマスター」(グラマス)という称号が与えられるのだが、もちろんこの段位を不正な方法(八百長、チート)を用いて取得すればオンライン機能自体にアクセス不可となるBAN処罰となるのは言うまでもない。 ・・・のだが今回は珍しいことにこのBANが誤検出ということで解除された人が1名のみいるという発表が公式よりあった。 平素より『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』をプレイいただき、誠にありがとうございます。 2025年8月15日(金)に利用規約違反に対する利用停止措置
今更ながらヤフオクで時折価格が安く出ているマイコンBASICマガジン(ベーマガ)を購入している。 懐かしいと思う人も当時のパソコン少年達には多いだろうが、マイコンBASICマガジンとは電波新聞社より1982年から2003年までの期間発行されていたパソコン・ゲーム雑誌だ。当時のパソコンは電源を入れるとBASICというプログラミング言語が立ち上がるのが主流(一部例外あり)で、ソフトも殆どなかったので自分で作ることが当たり前だった時代、ベーマガでは読者から募集した各メーカーのパソコン用BASICプログラムのコードを載せており、当時のパソコンはゲームが揃っていなかったりおこずかいが無くて買えなかった少年たちはベーマガを片手に掲載ゲームのコードを入力して動かしていたのだ。 コードを入力し動きがおかしかったらソースを見て間違いがないか探すデバック作業や、一通り遊んだ後は自分で改造していったりと、ここか
興味のない人にはなんのこっちゃと思いかもしれないが、1980年代の8・16ビット PC、90年代前期には富士通の32ビット PC「FM TOWNS」や家庭用ゲーム機「PCエンジン CD-ROM2」「メガCD」でゲームタイトルをリリースしていたメーカー「データウエスト」本社のあった大阪市鶴見区のその土地が既にマンション(アパート?)が建設されており、そこにデータウエストの拠点があったことを示すものが消滅しているという話。 そういや土曜、夏恒例・年に一度のデータウエスト跡地詣で(ではなく墓参り)に行ってきたのだが…… ついに! データウエスト跡地の建物が消滅してマンション建ってました!!(泣) 昭和が終わるね…… (とっくに終わってます) pic.twitter.com/CfOATGks0n — Kenzy.com (@KENZY_PRODUCTS) 2025年8月11日 この記事を書いている
※2025年8月5日更新 ベータ版。未翻訳部分あり 日本語化Mod ダウンロード先 - Googleドライブ 「Bioshock」の元となったゲーム「System Shock 2」のリマスター版「System Shock 2: 25th Anniversary Remaster」 謎の生命体による侵略によって生存者が殆どいなくなった宇宙船を舞台に、コールドスリープから目覚めた主人公が"既に事が起こった後"の船内を散策していき、道中で拾えるオーディオログによって何が起きていたのかを知っていくストーリーテリング、スキルやステータスを自分で振っていって攻略方法を広げていくRPG的要素によるシステム等、その後登場した精神的続編「Bioshock」のみならず「Borderlands」「Dead Space」シリーズなどにも酷似点が見られるほどの革新的ゲームだったが、公式には日本語対応がなされていなか
TRON OSにDOOMを移植するという行為のために2万円を出して「超漢字V」を購入したものの、もちろんDOOMを移植した後はまともに使っていません。 わざわざ超漢字上で文章を編集する意味がないとか当たり前すぎる話なんですが、仮にDOOM以外に何かBTRON向けソフトを作ると考えても思いつくネタがほぼないんですよね。 DOOM移植話でも書いた通りサウンド出力が無くビープ音のみ、実身/仮身なんていう面倒なシステムなんで極力ファイルのやり取りがないようなものがいいんですが、これに当てはまって作れる範囲なのがMZ-700エミュくらい。この機種のサウンドはビープ音のみだし、互換ROMが作られていたり一部過去のゲームが無償公開されているので合法的に遊べる、ファイルにしても最悪互換ROMやフォント部をソースコードに埋め込んで実行ファイル化すればあとはテープイメージ1つだけ外部の読み書き程度に収まってB
TRONプロジェクトのパソコン用規格「BTRON」仕様に準じたOS「B-right/V」を搭載した「超漢字V」用に「DOOM」を移植しました。 あまりにもややこしいんで簡単に言うとTRON OS版DOOMの誕生です。いや、本当にまだDOOMってTRON向けに移植されてないよね?一応「TRON OS DOOM」「トロンOS DOOM」「超漢字V DOOM」と一通りググってから移植作業したんだけど。 超漢字V上で遊ぶ価値があるのか、環境整えるのが面倒とか、音が単音のブザーしか出ないとか、この際些細過ぎる難点は全部捨てて「トロンOSはWindowsより優れていた」と主張している人達は是非遊んでください。 仮想環境のVMWare上で動かしている動画 TRON DOOMの実行ファイル(要:超漢字用セルフ開発環境もしくはUNIXエミュレータ実行環境単体) ソースコードはDOOMの移植性を更に簡単にする
1989年に富士通より発売されたパソコン「FM TOWNS」 世界初のCD-ROM標準搭載・32bit CPU搭載というPCで、当時インターネットも民生用では普及しておらず他PCは1.2MB程度の容量しか入らないフロッピーが主流の時代、TOWNSは650MBという大容量CD-ROM媒体を利用して音や映像といった大量のコンテンツを収録し今までのような文章コンテンツ主体のパソコンの枠を超えた全く新しい情報端末になる、という富士通の思惑から「ハイパーメディアパソコン」というキャッチコピーを付けられたが、悲しいかな昔も今もPCはプログラミング・グラフィック・特に大きかったのがゲーム用途が主流で、普通に今までのパソコンの枠から逃れられない使い方が主だったり、(アーケード)ゲーム用途だと当時はライバル視されていたX68000の方がまだ向いていたため、どうも中途半端な存在感しか出せないまま95年のWin
1989年に富士通から発売されたパーソナルコンピュータ「FM TOWNS」 完成度の高かったエミュレータ「うんづ」や、山川機長さんの開発したエミュレータ「津軽」及び互換ROM(PCで言うBIOS)によってTOWNS実機がなくとも当時のTOWNSソフトウェアを実行させる術が確立できていたが、エミュレータやROMがあっても互換OS(TownsOS)が出来ていなかったため、今でも入手可能なフリーゲーム等をそのまま遊ぶことが面倒であった。 TownsOSは本体とは別売だった関係で流通数が多くはなく、機能の劣るV1.1系統でも数千円、大半のソフトを動かすために必要で実質的にこれを買うことになるV2.1系統でも3,000円以上が相場となっており、機能オミット版TownsOSが収録されたフリコレや天晴なら数百円で買える事もあるもののこれらもいつでも入手できるわけではなかったり環境を整えるのがやはり労力が
1993年に発売されたFPSの金字塔「DOOM」、その続編「DOOM II」と各種追加エピソードに加えNightdive Studios・MachineGames共同開発のエピソード「Legacy of Rust」収録、日本語字幕への対応、FM・MIDI音源のBGMだけでなくリミックス版追加、クロスプラットフォームによる対戦・協力マルチプレイ、Modブラウザなどの対応を施し8月9日に再リリースされた「DOOM + DOOM II」 オリジナルのDOS版もそのまま入っているのでWADファイルだけ抜き出して、各種ソースポートで遊ぶことも可能だが、今回はそれとは別にこの再リリース版に収録されていなかったり現行機種向けに発売されていないバージョンのDOOMの話をすることとする。 それが初代PlayStation版DOOM及びFinal DOOMだ。 これはただの移植版では?と思う人もいるかもしれな
ゲームエンジン「Unity」がライセンス形態の突然の変更(後に撤回)により移行先として人気を集めていたオープンソースのゲームエンジン「Godot」。 そんなGodotである騒動が巻き起こった。 Godot公式Twitter(X)アカウントが Apparently game engines are woke now? Well then, we won't complain 🌈 Show us your #Wokot games below 👇 — Godot Engine (@godotengine) 2024年9月27日 虹アイコンを付けてわざわざあなたの「目覚めた」なるゲームタイトルを募集し始める。 ん?ん?と思うが、まあ広報の話題作りにそういう特定ゲームの特集もたまにはいいだろうとは思うものの、 focus on the engine and not politics — Sta
富士通が1989年に発売したパソコン「FM TOWNS」 DOOM、Wolfenstein 3D、Quakeとid SoftwareクラシックFPS3部作をTOWNSに移植してきて、次は公式で発売予定だったもののWindows 95の登場による市場の変化で発売中止となってしまっていた「System Shock」のソースコードも公開されているのでSDLポート版をベースにFM TOWNS版でも作ろうかと思ってたんだが、思いのほか大苦戦してしまい結局頓挫してしまっている。 Quakeの時もそうだが、完成できたとしても正直CPUパワーが足らな過ぎて快適とは言い難い移植になることがわかりきっていたのもモチベーションが上がりづらく作業が進まなかった理由ではあるんだけど。 代わりと言ってはなんだけど、とりあえず簡単なデモプログラムでも作ることとした。 どちらともアルゴリズムがネット上に載っているし、TO
シャープのパソコン「X68000」向けに「くるんくる~ぱ」というアクションパズルゲームのソースコードがMITライセンスの元公開されていたので富士通のパソコン「FM TOWNS」にも移植できるんじゃないのかと思い立って約10日間くらいチマチマ進めて作ってみた。 おそらくマーティーを含むFM TOWNS全機種で動くはず。エミュレータ「津軽」では問題なかったが、「うんづ」だとゲーム中の音楽のテンポがおかしくなる不具合あり。 「DOOM」、「CELESTE Classic」、そしてこの「くるんくる~ぱ」と令和になったのに33年前に発売されたパソコンで新作が幾度と登場している快挙。まあ全部自分でやって、全部移植作でオリジナル作品はないんですけどね。 Googleドライブ -「くるんくる~ぱ」 for FM TOWNSのソースコードと実行ファイル 最初は31KHz画面モードを使って表示しようとしたのだ
※追記:コミュニティからの反発を受けアカウント必須アップデートを行わないと告知される。以下は当時の記事。 エリート部隊「ヘルダイバー」となって4名のチームを構成しエイリアンをせん滅していく協力TPS「HELLDIVERS 2」 ソニーパブリッシャでSteam版でもPS5版とのクロスプレイにも対応しているタイトルだが、ゲーム内でPlayStationのオンラインサービス向けアカウント「PSNアカウント」へのログインは今まで任意となっており必須とはなっていなかった。 だが、5月3日に公式から「5月30日からのアップデートで必須となり、6月4日までにSteamアカウントとPSNアカウントをリンクしておく必要がある」というアナウンスがあって大炎上、「非常に好評」を保っていたSteamレビューは最近のレビューでは「やや不評」、全期間でも「賛否両論」にまで低下している(今後のアップデートやレビュートピ
CD2枚が付録としている1998年に発売された雑誌があるのだが、未開封品にもかかわらずその付録CD2枚とも読み取り面が白く曇ってしまう通称白濁化が発生していた。拭き取っても白い部分は残ったままで、イメージ化しようと読み取ろうとすると途中でエラーを吐いてしまう。 とある方が購入した同じものも同様に劣化が進んでいたとのことで、偶然不良品だったというわけじゃなく元々の製造品質が悪く25年の歳月でこのようになってしまったと思われるが、レーベル面の反射層が剥がれたCDでもアルミテープで補正できちゃったりするので、白濁化でもなんとか改善できないか挑戦。 そもそもこの白濁化現象、CDのポリカーボネートが空気中の水分を吸ったことによる化学変化、アルミニウムの錆、などと発生原因は様々な理由が考えられるがはっきりとした原因はわからないようで、上記の様な理由じゃなく今回のCDは反射層と保護層の接着剤の質が悪く剥
FM TOWNSエミュレータ「津軽」が最近のソースでFM TOWNS用Linuxに対応し始めた(既存のTOWNSエミュ「うんづ」は動かない)ので動作確認をしてみた。 動作確認に使用したのは1996年に出版された「Linux入門」(ヤフオクでCD未開封品が丁度出ていた)という本に収録されていたCD内のSlackware カーネル 2.0.14-rel1.0(1996, 8.22)、津軽の設定はFPUオン・CPU HIGH FIDELITY設定、XF86Configファイルを編集しハイレゾモード(orフルカラー)に切り替えとハードウェアマウスカーソルの有効化(Option "sw_cursor"のコメントアウト)、インストールとX Windows(LinuxのGUI環境)の動作まで確認。まあ今更動かしたところで何一つ実用性が無い物ではある。 FM TOWNSユーザーだった当時は標準のTowns
FM TOWNS版「Quake」が完成して、ふと1年前近くに作っていたFM TOWNS版「Wolfenstein 3D」をFM TOWNS マーティーでも動かせるようにできるんじゃないかと思って改良し実現させてみた。 Googleドライブ - FM TOWNS / マーティー版「Wolfenstein 3D」実行ファイル & ソースコード WOLF4FMT.EXPがメモリ4MB向け、WOLF2MB.EXPがメモリ2MB機種(マーティー)向け。通常はWOLF4FMT.EXPのほうで起動してください。 FM TOWNSマーティー実機でのプレイ動画。初回ロード時間3分、フレームレートは最大でも10fpsと動きが遅いものの、問題なく動作することを確認。 本来FM TOWNS版Wolfenstein 3Dはマーティー(386SX 16MHz、メモリ2MB)にはDOOMは荷が重すぎると思って作っていた
FM TOWNS界が震撼(Quake)する。 というわけで1989年に発売された富士通のパソコン「FM TOWNS」に1996年にid Softwareから発売された3D FPS「Quake」を移植してみました。 これで「DOOM」「Wolfenstein 3D」とid SoftwareクラシックFPS 3部作はすべてFM TOWNSに移植できたことになる。PC-98版は公式でDOOMとWolfenstein 3Dが出たがQuakeは発売されず、X68000もDOOMしか非公式移植されていない。つまりFM TOWNSの勝ちである(意味不明)。 要FPU内蔵のCPU・メモリ16MB・ハイレゾPCM、機種で言うとFM TOWNS II MXで俗にいう白TOWNSが最低動作環境、動作の重さも相まってできればFSB 66MHz改造とCPU換装(133MHz駆動以上)を行ったFM TOWNS II
1989年に富士通が発売したCD-ROMドライブ&32bit CPU標準搭載パソコン「FM TOWNS」 今更25年以上前にシリーズ機の販売が終了したパソコンなんだから話題が出ない(Lenovo傘下になった富士通ブランド広報担当者すらFMVシリーズ機扱いしたりどういったパソコンだったかわかってない)のは当たり前なんだけど、1992年頃には商用としては終了しているMSXや当時は比較されることが多かったX68000が一部コミュニティで活発な動きが現在でもあるのに比べて、TOWNSは本当に話題に上がることがない。 そしてつい最近「どうしてFM TOWNSには勝手移植や自作ゲーム類が出てこないのか」という意見が某大手SNSで言及されていった。 自分自身はFM TOWNSに特別な思い入れもあってなんの役にも立たないが色々書いているし、かなり規模は小さく数えられるほどの物しか出てきていないとはいえ今で
とある炎上系Youtuberがアクセス数目的か「PCエンジンの知名度のおかげでNEC製PCが普及した」(注:PCエンジンは8年間でシリーズ機通して通算590万台のマイナー機、たいして当時のNEC製PCはPCエンジン発売以前に市場を席巻)というトンデモ論を上げていることが一部で話題になっていた(炎上でのアクセス数稼ぎが目的だと思うので元URLは貼らない)が、その時に同時に そしてFMタウンズの時代になると家庭用ゲームハードが台頭PCゲーが衰退しました これも常識ですよ・・・ という更にトンデモ話を飛び出していた。FM TOWNSは小学校時代にリアルタイムで触り自分のコンピューティングに多大な影響を与えたPCであり、今でもその情報を残そうとしているが、少なくともFM TOWNSは当時のPC市場では殆ど流通していないマイナーハード、シリーズ機で出荷台数50万台の記録が残っているものの殆どが小中学
本当はSteamサマーセールが終わったくらいにまとめて記事にしようと思っていたのだが、何か感情が抑えられない話が出てきたので今書いておく。 「スカルガールズ」(Skullgirls)というゲームをご存じだろうか?Steam版は2013年に発売されたカートゥーン調のグラフィックでムチムチな女の子(一部例外有り)達がチーム戦で戦う格闘ゲームで、かつて「Lab Zero Games」という会社が開発していたもののそこの代表者Mike Zaimont(Mike Z)氏がセクハラや人種差別発言などの不祥事を起こして会社が解散、Lab Zero Gamesに在籍していた他のメンバー達は「スカルガールズ モバイル」というスマホゲーを作っている「Hidden Variable Studios」という会社に移っていきスカルガールズ本体の開発もそこで開発が継続されていたのだが、今年6月27日に突然Steam/
ヤフオクでジャンクのFM TOWNS版「レインボーアイランド エキストラ」を落札したものの、商品説明では記録面に傷多しとは説明があったとはいえ傷どころかレーベルの反射層がところどころ剥がれており、蛍光灯越しに除くとCDが虫食いのよう透けて見える、イメージ化しようにも29トラック中20トラック目でエラーが発生して読み込みが止まってしまう。吸出しに使っている「CD Manipulator」はエラーを無視して続行する機能があるので、念のためそれを有効にしてみたが210か所のエラーがログに残り、案の定問題の20トラック目を聞くと激しい音飛びで聞くに堪えない状態となっていた。 問題のFM TOWNS版「レインボーアイランド エクストラ」1992年発売のタイトルということで既に30年以上経過しているので物理的な寿命を迎えていてもおかしくない頃合い。 ケースに入れた状態ではわかりにくいが光にかざすと向こ
GeForce ビデオカードのドライバ設定を行うNVIDIA コントロールパネルにある「Vulkan/OpenGLの既存の方法」という項目。 2022年10月頃のドライババージョンから追加されたようだけどどういった効果があるかわからず、ビデオドライバ設定を解説しているサイト/blogでもこの設定は「自動」を推奨しているところが大半のようだが、書かれている説明文と実際に試した結果から何が変わるかわかった。 どうやらこの設定はVulkan/OpenGLアプリにおいて「DXGI スワップチェーン」という機能を使ってフレーム待機時間、つまりは表示遅延を短くすることができるようだ。 Microsoft公式サイト - Windowsアプリ開発 DXGI スワップ チェーンによる遅延の減少 ただし、遅延が減ると言っても前述のとおりVulkan/OpenGLアプリのみでDirectXを使用したゲームには何
1989年に富士通が発売したパソコン「FM TOWNS」に、1992年にid Softwareが発売した元祖FPSゲーム「Wolfenstein 3D」を移植してみました。意味が分からないと思いますが今は令和です。 Google ドライブ - FM TOWNS版Wolfenstein 3D 「Wolf4FMT」 実行ファイル & ソースコード FM TOWNS マーティーを除くFM TOWNSシリーズ全機種で動作可能なはず。(追記:マーティーやメモリ2MB対応版作成)メモリ4MB以上、HDD必須、TownsOS V2.1以降向け。386 CPUでも一応動くがローレゾ|全画面設定では8~10fpsしかフレームレートが出ないと思います。FM TOWNS II HR (486 20MHz)以上でFASTモード設定起動を一応推奨。 FM TOWNSエミュレータ「津軽」で互換BIOSを使用してCPU
全国2~3人くらい(自分含む)の現役FM TOWNSプログラマーの皆様、お待たせいたしました。 令和初というかインターネットにあるデータでは初かもしれない富士通が1989年に発売したパソコン「FM TOWNS」におけるCRTCを直接操作してのグラフィックプログラミングテクニックの一例、0.5ドットスクロールやアスペクト比の変更方法をご紹介いたします。これでTOWNSでゲームが作れるぞ!(作るとは言ってない) なんでこんな需要ゼロな記事を書くかというと、FM TOWNS用横スクロールシューティング「ライザンバー」(データウエスト社発売)が当時「0.5ドットスクロール」という摩訶不思議な宣伝文句を言っていて、あれはスプライト面と背景面で解像度が違うからなんだとかいう話が某所であったものの、そもそもFM TOWNSはスプライト画面を表示できる画面モードは解像度256*256(240)のみに制限さ
自称プロスチーマー(死語)である自分、勿論買いましたともSteam Deck 512GB。お値段99,800円(税込) PCゲームをどこにでも持ち運べるようにというコンセプトで海外では今年2月から、日本では12月17日より発売が開始された新型携帯ゲーム機。大きさはWii Uパッドよりも更に大きいというジャンボサイズだ。携帯の意味とは!? 中身としてはれっきとしたPCで、それにLinuxをベースとした独自OS「SteamOS」がプリインストールされ、Steam上で配信されているタイトルは大半がWindows用のプログラムしかないもののLinuxでWindows用ソフトを動かす互換レイヤー(Proton)を使ってそのままWindowsプログラムのゲームを動かすという仕組み。ドライバ類も公式に配布されているので、プロダクトキーがあれば各自でWindows 10/11をインストールすることも可能。
PCゲーム配信サイトSteamにて電子回路シミュレーター「CRUMB Circuit Simulator」が配信されている。価格は定価1.000円。この記事を書いている時点で英語版のみ(日本語非対応)。 電子回路の試作などに使うブレッドボード(無数の穴が開いており一列方向にのみ通電状態になっている基板)にジャンパ線・抵抗・コンデンサ・インダクタ・ダイオード・トランジスタ・ICなどの部品を差し込んでいき回路を作っていく。ボタンやボリュームといった入力装置、LEDや電子スピーカーといった出力装置といった触ったり視覚的な変化が感じ取れる部品はもちろんのこと、IC類には74HCシリーズ汎用ロジックICだけでなく実際に作った回路からプログラマブル(シミュレータ上のエディタからも直接入力化)なEEPROM(28C16)や64bit SRAMまで用意されていたり 更にマイコンボードである「Arduino
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