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美術館でお花見を。 桜を主題とした作品を山種美術館で一挙公開
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美術館でお花見を。 桜を主題とした作品を山種美術館で一挙公開上村松園、東山魁夷、速水御舟らによる桜... 美術館でお花見を。 桜を主題とした作品を山種美術館で一挙公開上村松園、東山魁夷、速水御舟らによる桜を主題とした日本画が一堂に集まる展覧会が、山種美術館で6年ぶりに開催される。会期は3月10日〜5月6日。 千住博 夜桜 2001 紙本・彩色 山種美術館蔵 日本では古くから春の風物詩として愛されてきた桜。詩歌や調度品、衣装の文様、絵画といった数多くのジャンルで見ることのできる桜は、近現代の日本画においても注目され、重要なモチーフであり続けてきた。 上村松園 桜可里 1926-29頃 絹本・彩色 山種美術館蔵 一口に桜を主題にした絵画といっても、その表現は多種多様だ。歴史や物語、風俗などをとらえた橋本雅邦、小林古径、上村松園。奥村土牛の《醍醐》や東山魁夷の《春静》では、桜に対する心情までもがその作品に表れる。また、速水御舟《夜桜》をはじめ、桜そのものを描いた作品では、画家の個性や美意識が色濃く反