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いちばん古い記憶 - 団地の中から
24時35分。 今僕は日本のどこかの団地にいる。トラックの音が近づいてきて、また遠ざかっていく。国道の... 24時35分。 今僕は日本のどこかの団地にいる。トラックの音が近づいてきて、また遠ざかっていく。国道のそばの、大きな団地だ。 部屋の電気を消し、カーテンの隙間から外を見ると、向かいの棟の階段の明かりが点滅しているのが見えた。 特に何があるというわけではないけど、ときどきこうやって起きている家がないか確認することがある。静かに1日を閉じようとする人が、ほんの20メートル先にいるということを確かめて安心したいだけだ。もっと外を見たくて窓ガラスに頰をくっつけた。冷たかった。誰も手を浸していない夜の水面にうっかり触れて波をたててしまったような気がした。 例えば電車にはいろいろな情報があって、週刊誌や、英会話、MBAスクールの広告が、別にそうしたいわけじゃないけど視界に入ってしまう。 そういう情報を無意識に集めながら、電車の中ですら仕事のことを考えて、職場では仕事のことしか考えないようにしていると、