エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
平等な学校教育をめぐる葛藤 - 29Lib 分館
広田照幸『教育は何をなすべきか:能力・職業・市民』岩波書店, 2015. 日本の教育の方向性についての論... 広田照幸『教育は何をなすべきか:能力・職業・市民』岩波書店, 2015. 日本の教育の方向性についての論考集で、2005年から2013年の間に発表された論文や講演の記事などを収録している。著者は日本教育社会学会の会長で、日本大学文理学部教育学科の教授である。僕の同僚ということになる。多くの著書があるが、最初に読むならば本書よりも『日本人のしつけは衰退したか』(講談社現代新書, 1999)が、非常にスリリングで面白く、かつ入手しやすいのでお勧めである。 構成は前半と後半に分かれており、前半では自由、メリトクラシー、生れつきの能力差、職業教育、市民教育、ボランティアについて論じられる。後半では、大正時代の成城学園の教育方針から教育の在り方を考察する論考、戦前の職業教育、青少年政策、今後の日本の教育について論じられる。「平等な教育機会を子どもに保障すること」、この認識が全体のトーンを決定している