【告発！検察「裏ガネ作り」】正直あきれた。検察官の憶測だけで被疑事実が構成されていたのである ※６０回目の紹介 - 原発問題

＊『告発！検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。６０回目の紹介 ～口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」～ ---------------- ＊＊『告発！検察「裏ガネ作り」』著書の紹介 13 暴かれた「謀略」の構図 P180～ 最初の重大証言が飛び出したのは、１２月６日の検察側尋問のときだった。同日の公判は朝１０時から始まり、途中休憩をはさんで午後４時３０分まで続けられた。その後半、午後４時を過ぎたころ渡眞利は立会主任である大島健司の尋問にこう答えたのだ。 －君は亀谷（直人）組長のマンション買戻し交渉で弁護士を通そうとしたことはなかったのかね。 「ええ、今年（平成１４年）の１月下旬ごろ、亀谷会長のある知人の紹介で、その知人と会長と私とが大阪のアラカワ先生をお尋ねしたことがあります」 －それからどうしたのかね。 「私が知り合いに頼んで清書してもらった交渉経