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生まれた私と死ぬ私は本当に同じ「私」なのか - 無駄と文化
自意識は、物心ついてから死ぬまで一貫して同じ「私」であり続けるものだろうか。 そう疑問を抱くのは、... 自意識は、物心ついてから死ぬまで一貫して同じ「私」であり続けるものだろうか。 そう疑問を抱くのは、人間の脳には、本来は一貫しない事実にまで無理やり一貫性を見出すような、強いバイアスがあるからだ。もし「一貫性を感じる脳を持っているから、自分は一貫しているのだ」と思うだけなら、それは客観的な「一貫性」ではなく、単にそう「感じている」だけの可能性はないだろうか。 例えば、私は身体的性が男性で、性自認も男性だ。しかし、もし今この瞬間に性自認が女性に変わり、いわゆるトランスジェンダーになったとする。するとその5分後には、「そういえば、以前から私は自分の身体的性に違和感があったのだ」などと、過去を書き換えて感じてしまうのではないだろうか。そのとき、私は果たして一貫して違和感を持っていたのか、いなかったのか。どちらが真実なのか。 もっと言えば、「一貫性を感じるような脳を持っているから、一貫性を感じる」と



2026/05/02 リンク