listen()のbacklogが不足した際のTCP_DEFER_ACCEPTの動作について - blog.nomadscafe.jp

TCP_DEFER_ACCEPTは、LinuxでサポートされているTCPのオプションで、サーバ側で使用した場合にはaccept(2)からのブロック解除をTCP接続が完了したタイミングではなく最初のデータが到着したタイミングで行ってくれるオプションです。 Webサーバ・アプリケーションサーバではリクエストが到着してからaccept(2)のブロックを解除するので、リクエストの到着をWebサーバ・アプリケーションサーバで待つ必要がなくなり、特にprefork型のサーバでは効率的にプロセスを使えるようになるという利点があります。PerlではStarletがこの機能を有効にしています ところが、某サービスでTCP_DEFER_ACCEPTが有効にも関わらず、accept後のreadでデータが読めず、最悪の場合、デフォルトのtimeoutである5分間プロセスがストールすることがありました。strace

[Yuryu]

この挙動の説明を書きました http://blog.yuryu.jp/2014/05/tcp-defer-accept.html

[oppara]

listen()のbacklogが不足した際のTCP_DEFER_ACCEPTの動作について - http://t.co/tDS29v86Li

[kimutansk]

backlogも適切に設定しておかないとDEFERは有効に扱えない場合もある、と。。

[kasumani]

listen()のbacklogが不足した際のTCP_DEFER_ACCEPTの動作について TCP_DEFER_ACCEPTは、LinuxでサポートされているTCPのオプションで、サーバ側で使用した場合にはaccept(2)からのブロック解除をTCP接続が完了したタイミングではなく最初の

[matsumoto_r]

acceptでクライアントのackをdropした後、backlogがあふれているとクライアントからデータは来てるけどkernelがそれもdropしてるという感じだろうか。

[kazuhooku]

ふむふむ。なんかLinuxのTCP_NODELAY実装のタイムアウトについてUbuntuあたりにプロキシとの絡みのissueがあった気がするけど思い出せない

[kenjiskywalker]

ありがたい

[kazeburo]

最近悩んだ件書いた