建築のように材料費に人件費をまぶせないから見積もりがシビアな翻訳業界 - 翻訳ラジオ

サイボウズ式の記事を集中して読んでいた時期に、発想にすごく衝撃を受けたのが、「納品をしない受託開発」、「月額定額のシステム開発」を行っているソニックガーデン社長の倉貫義人氏のインタビュー記事でした。 自分は建築業界について知識ゼロなのでその部分の判断はつかないのですが、見積もり額がピュアに人件費のみになりやすいということでの次の指摘にはものすごく説得されました。 僕は見積もりが好きじゃないんですよ。SIerの見積もりってだいたい外れるんです。ビルや家を建てる時って、人件費を材料代にまぶして見積もるんですよ。だから見積もり金額にそんなに大きなブレはない。 でも、ソフトウェアって材料代がないですよね？ 人件費というブレる要素しかないわけです。人月だと優秀な人とそうでない人で差が出るのは当たり前だから、人月で見積もってもうまくいくはずないですよね。 幸福なシステム開発は実現できるか？――ソニック

[TransRadio]

なるほど。人材側の話は別記事で読んでいましたが、お客さんの方も絞り込んでいるんですね。外注担当の窓口の方の実力は、外注の成否に大きく関わる気がします。担当者が決済権持ってるかも確かに。

[otihateten3510]

ソニックガーデンはその代わり社員と顧客をかなり厳選してるそうです。互いのレベルが上がるほど営業コストは下がりますね／この方法のもう一個難しい点は稟議・予算の通し方ですね。社長直通だとやりやすいんですが