今も昔も、激しい雨が降る - 翡翠輝子の招福日記

映画『ペンタゴン・ペーパーズ』を観ました。財務省の公文書改ざん問題は『ペンタゴン・ペーパーズ』のステマなんじゃないかという冗談もありますが、今も昔も人間のやることには大差がないのでしょう。 ワシントン・ポストがアメリカ国家の機密文書ペンタゴン・ペーパーズを公開してどうなるのか…そんなスリリングな展開も一瞬忘れてしまったのが、反戦運動が盛り上がるワシントンＤＣのシーンで挿入されたボブ・ディランの『激しい雨が降る』。 一瞬にして怒涛のような思いが頭に渦巻きました。 高校３年の春、ボブ・ディランに出会いました。 瀬戸内海沿岸の田舎町の閉塞感に辟易していた私は、「ここではないどこか」をいつも夢見ていました。お小遣いを貯めて街に一軒しかないレコード店で洋楽の曲を物色するのが一番の楽しみでした。 1978年にリリースされた『傑作 Masterpieces』。ボブ・ディランという名前は聞いたことがあるも

[mojinosuke]

たしかに「生きた言葉」はその他の言葉との大きな違いを感じますね。「生きた言葉」に触れ続けたいと思います。あと、自分もできるかぎり「生きた言葉」を使いたいと思います。

[tameyo]

ボブディランの「激しい雨が降る」、ノーベル賞をとったときあまりピンとこなかったのですが、改めて聴くと納得です！出会いと別れの春、ヘンリク君といつかまた再開できますように☆

[toikimi]

人と出会うことで自分の世界は広がっていくんですね。リアルな人間はもちろん、音楽や文字を通しても、人と出会っているのだと感じました。