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鬱の語り方 社会を問い直す「第一の問題」 杉田俊介|好書好日
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鬱の語り方 社会を問い直す「第一の問題」 杉田俊介|好書好日
広告の明かりが消えても人波が続く東京・渋谷のスクランブル交差点=2021年7月(寄稿の本文と写真... 広告の明かりが消えても人波が続く東京・渋谷のスクランブル交差点=2021年7月(寄稿の本文と写真は関係ありません) 幻想を退け検討 サカナクションの山口一郎が鬱病を公表し、自らの病気に寄り添って音楽を続けていると知った。躁鬱(そううつ)病(双極症)のこっちのけんとが、人気絶頂の中でも適度に休む勇気を見せてくれて、感銘を受けた。社会の見え方が徐々に変わっていった。この病気とは悪友のように今後の人生でずっと付き合っていくのだ、と思った。 進化医学を専門とするランドルフ・M・ネシーは「抑うつリアリズム」を紹介している(『なぜ心はこんなに脆〈もろ〉いのか 不安や抑うつの進化心理学』加藤智子訳、草思社・3300円)。楽観的な人は、鬱病などの健康リスクを回避できるが、他方では、望みのない無駄な努力を続ける、という誤謬(ごびゅう)にも陥りかねない。これに対し、悲観的で鬱気質の人々には、根拠のない幻想を退