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おみそ汁
bookworm.hatenablog.com
思考の整理学 (ちくま文庫) 作者:外山 滋比古筑摩書房Amazon 「考えた事柄」をどのように熟成させ、昇華させ、身のあるテーマにまとめていくかについて書かれた、とても興味深い本です。 この本を読むと著者は本当に「考えること」を楽しんでいる方なのだということがわかります。もう30年近く前の本にもかかわらず、その述べるところはあまり色褪せるところがありません。 しかし注意点がひとつあります。この本は考えをまとめる(熟成させる手順)、考えることの楽しさは語ってくれますが、何を考えるべきかについてはもちろん教えてはくれません(当たり前ですけど)。 そして、著者が本書の中にはっきり書いていないけれど、とても大切な点は、こうした活動は「いつかまとめて誰かに伝えよう・伝えたい」という強い動機がなければなかなかこうした「考えをまとめていく」活動を粛々と続けていくことはできないということです。 少なくと
CODE コードから見たコンピュータのからくり 第2版 作者:Charles Petzold 日経BP Amazon 2024年2月に新しい訳書が出ます。 本書は2003年に出版された「CODE: コードから見たコンピュータのからくり」の第2版です。 第1版ではコード化(符号化)の意義と意味を説明し、0と1を使った簡単な計算の仕組みを説明したところで終わりでしたが、今回の第2版は積み残した宿題に著者は挑戦しています。すなわちコンピュータの心臓部である CPU (中央演算装置)の仕組みに切り込んでいるのです。 よく「コンピュータは0と1で動いている」と言われますが、それはどういう意味なのでしょう。その奥底には単純ないくつかの部品が置かれています。 たとえば以下に示したのはANDゲートという部品です ANDゲートとその動作(上記書籍、102ページより引用) 左側が入力(2つある)で右側が出力を
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