陛下のお気持ちを忖度しすぎる人たちに、言いたいこと | 文春オンライン

天皇陛下のお気持ちを忖度するという、不思議な言論がここ数年多く見られるようになっている。 天皇の政治利用というのは、源流をたどれば明治維新そのものに行き着くが、戦前の「統帥権干犯」はその悪しき典型だ。戦後はこういうことが二度と起きないよう、日本国憲法で天皇は「憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と定められ、政治利用を厳しく戒めてきた。当然のことである。 ところが近年、なぜか右派だけでなく左派が天皇の意思を忖度し、政治利用に踏み込むようになっている。たとえば、左派系メディアとして知られる「リテラ」は、昨年7月の記事で、こう書いている。「宮内庁関係者の間では、今回の『生前退位の意志』報道が、安倍政権の改憲の動きに対し、天皇が身を賭して抵抗の姿勢を示したのではないか、という見方が広がっている」「天皇と皇后がこの数年、安倍政権の改憲、右傾化の動きに危機感をもっている

[the_sun_also_rises]

憲法9条守れな人々が憲法4条違反なことを願う滑稽さ。「護憲」を旗印にする共産党が「改憲を要する」天皇制廃止を目標としている矛盾。護憲に代表される欺瞞に満ちた左派言論の凋落は必然だし日本の言論の成熟の表れ

[QJV97FCr]

天皇制に反対の立場から明仁氏個人の人権を尊重したいって発想なんじゃないのかな

[georgew]

日本は150年かけて近代化の道を乗り越えてきたと思ったら、再び近代以前の「穢意識」や「儒教精神」に回帰しようとしている > これぞ日本の政治社会の基底をなす古層だろう。

[yokogamiyaburi]

"徳のある君主がその徳によって民を治めるべきであるという徳治主義が儒教にはあって、日本の政治にはそういう考え方がどこかに内在されている"

[toraba]

「徳のある君主がその徳によって民を治めるべきであるという徳治主義が儒教にはあって、日本の政治にはそういう考え方がどこかに内在されている」田沼意次より徳川吉宗みたいな？