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長いナイフの夜 - 新・凡々ブログ
核戦争後の米国を舞台とする中編小説をフリッツ=ライバーが書いている。その題名は"The Night of the L... 核戦争後の米国を舞台とする中編小説をフリッツ=ライバーが書いている。その題名は"The Night of the Long Knives"すなわち「長いナイフの夜」だ。長いナイフの夜といえば、一般にはヒトラーによるエルンスト=レームらナチス突撃隊幹部の粛清を指すが、この小説にはナチスのナの字も出てこない。 時は近未来、北米大陸の大部分は死の灰で汚染された「デスランド」と化し、汚染を免れた地域は複数の小国家に分裂していた。デスランドは無法地帯などという生やさしいものではなく、人と人が出会えば即座に殺し合いが始まる状態だ。恋人同士ですら、寝首をかかれないよう互いに眼を光らせ合う始末だった。 語り手はレイ=ベーカーという壮年の男だ。かつては戦略ミサイル部隊の将校だったが、今はデスランドをさすらう日々を送っている。彼と、アリスという隻腕の少女、そしてポップと呼ばれる老人が主な登場人物である。アリス