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流れ降る星の雨音 〜燐〜 004『シュレディンガーの猫の逃亡』 - しかつきかふぇ
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流れ降る星の雨音 〜燐〜 004『シュレディンガーの猫の逃亡』 - しかつきかふぇ
ここは僕の部屋。月香がうちに寝泊まりするようになってから、二週間が経った。 時間は五月下旬の夕方。... ここは僕の部屋。月香がうちに寝泊まりするようになってから、二週間が経った。 時間は五月下旬の夕方。下校中の帰り道はほんの僅かに小雨が降っていた。もうすぐ梅雨の季節がやってくると思うと、やや気が重くなる。だけど隣を歩いていた月香は『私は雨が大好きだよ』なんて言うんだ。理由はただなんとなくらしい。漠然としすぎているけど、それは少し羨ましくも感じてしまう。 「あ、三人のライブ配信、始まったみたいだよ」 「…………」 今日はアイドルユニット『虹色ゴシップ』の生ライブ、第一回目の配信日だ。コンセプトは先日月香が提案したとおりで、三人の日常を撮ること。あの三人の日常と言えばいつも喧嘩ばかりで正直不安しかないけど、とりあえずリーダーの陽川と、撮影係の隼斗がうまくまとめてくれるだろう。……多分。 本来なら僕と月香もプロモーション補佐係として、撮影スタッフのお仕事をするはずだったのだが……。 「ところでリッ