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高橋和巳と吉川幸次郎 - 達而録
高橋和巳できちんと読んだのが『邪宗門』と『わが解体』だけというのが気がかりだったので、図書館で『... 高橋和巳できちんと読んだのが『邪宗門』と『わが解体』だけというのが気がかりだったので、図書館で『高橋和巳全集』を色々と読んできた。全20巻あるので、もちろん全部読んだわけではなく、パラパラと眺めただけだ。 高橋和巳は、小説家として活躍するかたわら、中国文学の専門で京大の助教授に就くも、1960年代の学生運動で全共闘の側に立ち、職を辞した人として知られる。教授陣と学生の板挟みになり、過労から体調を悪くして、精神的にも追い詰められるなか、1971年に39歳で最期を迎えた。社会運動に関する論考も多く残しており、私と重なる点が多く(と自分で書くのは少々畏れ多いが)、私自身の今後に示唆を与えてくれるような気がしている人だ。 今回、特に読んでみたかったのが「論語――私の古典」という短いエッセイで、なぜかというと、これが今年の筑摩書房の『文学国語』の教科書に採用されていて驚いたからだ。 www.chik

