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インセンティブ、不平等、トリクルダウン(読書メモ:『正義論』③) - 道徳的動物日記
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インセンティブ、不平等、トリクルダウン(読書メモ:『正義論』③) - 道徳的動物日記
平等主義の哲学: ロールズから健康の分配まで 作者:巌, 広瀬 勁草書房 Amazon 知っての通り、ジョン・ロ... 平等主義の哲学: ロールズから健康の分配まで 作者:巌, 広瀬 勁草書房 Amazon 知っての通り、ジョン・ロールズは『正義論』で「社会的・経済的不平等は、それが最も恵まれない人たちにとって利益になる時にのみ正当化する」とする、「格差原理」を提案した。格差原理は、ときに平等のために過度の全体的な損失を要求することもあるが、逆に、不平等の増大を黙認することもあり得る。 後者の問題については、平等主義と見なされることの多いロールズの考え方であることをふまえると、違和感を抱く人も多いだろう。 なぜロールズが不平等の拡大を容認するかについては、広瀬巌による『平等主義の哲学』の第一章で以下のように解説されている。 彼の論証は、不平等を容認するためのパレート論証ないしインセンティブ論証として知られている。ロールズによれば、適切な不平等を許容することは、すべての人に対して、より大きな努力をして自らの才