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日本は「形兵之極、至於無形」の精神を持つべき東アジア全体で領土問題の“信管”を抜く術を模索せよ——神田外語大学教授 興梠一郎氏
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日本は「形兵之極、至於無形」の精神を持つべき東アジア全体で領土問題の“信管”を抜く術を模索せよ——神田外語大学教授 興梠一郎氏
日中国交正常化40周年 どう中国と付き合うか 2012年9月29日は、日中共同声明が出され両国の国交が正常化... 日中国交正常化40周年 どう中国と付き合うか 2012年9月29日は、日中共同声明が出され両国の国交が正常化してらから、満40年を迎える。この間、経済の相互依存度は急速に高まる一方、政治や国民感情は親密・対立を繰り返してきた。人間でいえば、不惑の年を迎えたにもかかわらず、足下では領土問題を巡り、両国の国民感情は悪化している。世界第2位と3位の経済規模を持つ、両国の対立はアジアにとっても、世界にとっても、悪影響を及ぼすことは間違いない。長期的な展望に立ち、両国の関係をどう改善していったらいのか。各界の専門家・識者が、中国とどう付き合うかを提言する。 バックナンバー一覧 こうろぎ・いちろう/神田外語大学教授。1982年九州大学経済学部卒。三菱商事中国チームを経て、カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程終了。東京外国語大学大学院修士課程修了。外務省専門調査員(香港総領事館)、外務省国際情報