成長戦略はなぜ、人々の幸福に結びつかないのか～斉藤誠・一橋大学大学院教授に聞く

1981年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属後、エレクトロニクス、流通などの業界を担当。91年副編集長となり金融分野を担当。01年から04年5月末まで編集長を務める。主な著書に「ドキュメント住専崩壊」（共著）ほか。 辻広雅文 プリズム+one 政治・経済だけではなく、社会問題にいたるまで、辻広雅文が独自の視点で鋭く斬る。旬のテーマを徹底解説、注目の連載です。 バックナンバー一覧 私たちは常に経済成長を追い求める。成長戦略を政権に要求する。だが、経済成長とは何だろうか。果たして、どれほど人々の幸福に結びつくのか。斉藤誠・一橋大学大学院教授は新著『競争の作法――いかに働き、投資するか』（ちくま新書）で、「戦後最長の景気回復」を検証し、経済成長の欺瞞をあぶり出した。 ―日本社会は豊かであるが、それが人々の幸福には結びついていない。あるいは、日本の豊かさは捏造されたものだ、と本書で執

[ookitasaburou]

【第105回】 2010年6月23日の記事

[eye4u]

インタゲ論とはわけて考えるべき。配当性の低さと実行実質為替レートに斬り込むのは良い視点だと思う。

[yyamaguchi]

「そうだ。所得20％減の競争社会を生き抜くために重要なことは、たくましく立ち向かっていく覚悟と同時に、非経済的な分野でどれほど豊かな生活を送れるかだ」

[tsunako]

経済成長

[ueshin]

いい話と思ったが、またもや会員ログインか。

[WATERMAN]

こういうオレ様流経済学を堂々と述べる人間がいるのは日本の経済学のレベルの低さを物語っている。正直、「欧米の学界では」の出羽乃守の方が余程マシ。

[kodaif]

"「消費者物価が年2～3％程度で上昇している姿が望ましい」とあるべき姿を思い描いている人々にとっては、物価水準が合理的な理由によって長期安定していたとしても是正すべき政策対象となる。"

[maturi]

一橋大のサイトで読める「競争の作法」の後書き” 「勝ちぶりよくあるいは負けぶりよく振る舞 うことなのだ」 ”善意をあてにした設計やルールは意図された通りの働きはしない可能性が高いのにな｜ex.無断リンク

[API]

久々に酷いゼロ成長論者を見た。こういう人達は一度クルーグマン先生と議論すべきと思うね。そしてコテンパンにやられてしまえ。てか流動性の罠を認識してない経済学者多すぎるだろ日本。

[takashi1982]

世界銀行副総裁だった西水美恵子も日経で似たような方向性のインタビュー記事出してたよねぇ。　問われるべきは成長戦略そのものも、複数のアプローチがあると言うことではないのか？

[arrack]

こういう馬鹿な言説をぶちまけるお花畑学者は、全国の借金返済で苦しんでいる人々の声をまず聞いて来い

[oguogu]

この人は円安なのに日本の物価が上がらなかった事を変だと思わないのだろうか。それはデフレが続いていたという事。そこから全ての問題が起きている。給料は20％減らすのではなくインフレで価値をその分下げるべき。

[woykiakes]

シヤワセ～

[Gl17]

「豊かさ＝生産、幸福＝消費」として、生産しか見ない日本経済政策の根本錯誤を突く発想は息を呑むほどに的確。只、結論はヘン、それなら生産から消費重視への政策転換を提示しないと。

[tmsbb]

『給料が20％減る時代を生き抜くために、自分の幸福とは何かを考えろ』

[guldeen]

「バラ色の未来」ってのも陳腐な表現になってしまった昨今。セレブの暮らしぶりを知ったら、そこに永遠に辿り着けないもどかしさと苛立ちを感じる一般人は多かろう／借金に悩む生活じゃなきゃ、俺はいいです。

[kechack]

円安によって未熟な工員がいい加減に作った製品でも十分な国際競争力を持っていたから、労働コストを節約したまま輸出拡大に対応できた。だから会社は史上空前の利益を上げているのに社員の労働所得は増えなかった。