社会学者 宮台真司が語る『エヴァンゲリオン』の真のテーマとは - はーとぼいるどワンダフル。

社会学者、宮台真司によるエヴァンゲリオンについての批評をまとめてみた。ゼーレとゲンドウの対立、エヴァンゲリオンという物語の真のテーマについて、ユダヤ教とキリスト教の救済感の違いが全てのベースにあると宮台は語っている。 物語のモチーフはユダヤ教の聖典『創世記』 使徒は人間が生命の樹にアクセスできないようにする番人 世界観の前提となるユダヤ教とキリスト教の救済観の違い ゼーレの思想とゲンドウの目指す人類補完計画の違い 物語のモチーフはユダヤ教の聖典『創世記』 エヴァンゲリオンは生命の実を求める人間と、知恵の実を求める使徒の争いが描かれる。そのモチーフの元となったのはユダヤ教・キリスト教の聖典である『創世記』にあると宮台は語っている。 人類は楽園に暮らしていた所、ルシファーの化身である蛇にそそのかされて林檎を食っちゃった所から知恵がつくわけ、その結果楽園から追い出されるって話になってるんだけど、