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遠い未来のことも考慮する人類の「長期主義」は動物には危険なもの | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
オックスフォード大学の哲学者、ウィリアム・マッカスキルの新刊『What We Owe the Future(私たちが未... オックスフォード大学の哲学者、ウィリアム・マッカスキルの新刊『What We Owe the Future(私たちが未来に負うべきもの)』が、大きな議論を巻き起こしている。これは、効果的利他主義(EA、effective altruism)の最新の動きだ。この社会運動の支持者は、戦略、データ、証拠を利用して世界に最大限の良い影響を与えることを目指している。 マッカスキルの新刊では、そうしたEAの思想の中でも「長期主義(longtermism)」と呼ばれるものが力を増していることが主張されている。長期主義者たちは、私たちの今日の行動が恐ろしくはるかな未来、すなわち数十億年先、数兆年先の人類の生活を改善することができ、実際そうすることが私たちの道義的責任であると主張している。 いろいろな意味で、長期主義は素直で議論の余地のない良い考えだ。人類は古くから、自分の子どもや孫だけでなく、決して会うこ
2024/01/01 リンク