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【読書】グリム童話『トゥルーデおばさん』 - ふでモグラの気ままな日常
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『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その44 『トゥルーデおばさん〈KHM43〉』 【あらすじ(要約)】 ... 『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その44 『トゥルーデおばさん〈KHM43〉』 【あらすじ(要約)】 昔、あるところに小娘がいました。娘はわがままで小生意気で、両親が何か言っても「はい」と言ったためしがありません。 「あたし、トゥルーデおばさんの噂を聞いてね、ちょいとおばさんとこへ行ってみるつもり。人の話では、奇妙なとこなんだって。家の中には珍しいものがあるって話。行ってみたくて」 両親は厳しくとめて「トゥルーデおばさんは悪人だよ。あんなとこへ行くなら、もう私たちの子じゃない」と言いました。 しかし娘は耳をかさず、出かけて行きました。 トゥルーデおばさんのところへ着くと、おばさんは「おまえ、どうしてそんな青い顏しているの?」と聞きました。 「どうしましょ、あたし」と娘は言ってふるえました。「こわくって」 「何見たのだえ」 「おばさんとこの階段で、まっ黒な男を見たのよ」 「そりゃあ、炭焼