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【読書】坂本 湾『BOXBOXBOXBOX』ー 箱を開けた瞬間から異変がはじまる ー - ふでモグラの気ままな日常
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【読書】坂本 湾『BOXBOXBOXBOX』ー 箱を開けた瞬間から異変がはじまる ー - ふでモグラの気ままな日常
【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、坂本湾さんの文藝賞受賞作『BOXBOXBOXBOX』(2025) 読後に... 【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、坂本湾さんの文藝賞受賞作『BOXBOXBOXBOX』(2025) 読後にじわじわと不気味さが広がる、印象的な作品ですね。 タモリさんの「世にも奇妙な物語」のような日常の裏側が崩れる感覚があります。 薄霧の立ち込める宅配所でベルトコンベアに流れてくる箱を仕分ける単調な仕事に従事している主人公・安(あん)。 作業員たちは、他と関わりを持たず、ただ機械のように箱を処理し続けるが、安(あん)は退屈を紛らわせるため、箱の中身を想像するようになる。 やがて、安(あん)の中に中身を確かめたいという欲望が芽生える。そしてある日、ベルトコンベアに流れてきた吐瀉物でまみれ崩れた箱を梱包し直すことになり、決して開けてはならない箱の中身をみることができた。 その瞬間を境に、安の中に異変が起きはじめ、流れていたはずの箱が消えていく。 物語は、安を含む複数の作業員の視点を行き

