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【読書】町田そのこ『宙ごはん』ー 誰かのために作るごはんが、人をもう一度生かしていく ー - ふでモグラの気ままな日常
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【読書】町田そのこ『宙ごはん』ー 誰かのために作るごはんが、人をもう一度生かしていく ー - ふでモグラの気ままな日常
【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、町田そのこさんの『宙ごはん』(そら ごはん)(2022) 二人... 【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、町田そのこさんの『宙ごはん』(そら ごはん)(2022) 二人の母を持つ少女・宙(そら)の成長を描いた温かくも切ない物語。町田さんらしい”人の痛みと再生”が丁寧に描かれた作品でした。 育ての母と産みの母、二人の母親に愛されることを幸せだと思う宙。 しかし、小学校入学をきっかけに宙は産みの母・花野と暮らし始める。自由奔放で母親になりきれない花野との生活に、宙は寂しさと戸惑いを感じ始める。 そんな宙を支えたのが、レストランで働く料理人・佐伯の存在だった。宙は、佐伯のやさしさと温かな料理に触れ、少しずつ人とのつながりや、誰かのために作るごはんの意味を知っていく。 町田さんらしく、「傷ついた人が、人との関わりの中で再生していく姿」が丁寧に描かれていますね。ただやさしいだけでなく、それぞれが不器用で、時に間違いながら生きているところに強く心を動かされます。

