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【読書】夏川草介『スピノザの診察室』ー 命に寄り添うということ ー - ふでモグラの気ままな日常
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【読書】夏川草介『スピノザの診察室』ー 命に寄り添うということ ー - ふでモグラの気ままな日常
【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、夏川草介さんの小説『スピノザの診察室』(2023) 医療がど... 【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、夏川草介さんの小説『スピノザの診察室』(2023) 医療がどれほど進歩しても、人は必ず死を迎えるけど、その中で「生きること」と「幸せとは何か」を問いかけてくる作品でした。 大学病院で将来を嘱望されていた医師・雄町哲郎は、妹の死をきっかけに大学病院を辞め、第一線を退いた。 新たに赴いたのは、京都の地域病院。そこは、病を”治す”ことよりも人生の終盤をどう生きるか、に向き合う終末期医療の現場だった。 哲郎は、高度医療の世界から離れ、日々患者と顔を合わせ言葉を交わし、医師ができることは必ずしも「治療」や「延命」だけではないということに次第に気付いていく。 本作を読みながら、何度も胸が熱くなり、同時に静かに立ち止まらされる思いがしました。 命と向き合い続けてきた著者(現役医師)だからこそ書ける言葉の一つひとつが、とても誠実で押し付けがましくないんです。 患者

