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【読書】櫻田智也『失われた貌』 ー 真実はだれの貌を奪ったのか ー - ふでモグラの気ままな日常
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【読書】櫻田智也『失われた貌』 ー 真実はだれの貌を奪ったのか ー - ふでモグラの気ままな日常
【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、櫻田智也さんのミステリー小説『失われた貌』(2025) 山奥... 【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、櫻田智也さんのミステリー小説『失われた貌』(2025) 山奥で発見された”顔のない死体”から始まる警察ミステリーです。人間ドラマを味わえる作品でした。 遺体は顔を潰され、歯を抜かれたうえ、両手首まで切断されており、徹底的に身元を隠そうとした殺人事件が起きる。 そこに、警察署を訪れた一人の小学生が、発見された死体は失踪した自分の父親ではないか教えてほしいと言う。 捜査を担当する刑事・日野は、過去の出来事と一見無関係に見える小さな案件を追い、少しずつ複雑な真実へと近づいていく。 地道な聞き込みや、人間関係の積み重ねによって捜査は進んでいくが、その積み重ねが後半、息をのむ展開へとつながっていく。 櫻田智也さんの小説を読むのは初めてでしたが、「人を見るまなざし」がとてもあたたかいですね。 事件そのものは凄惨ですが、作品の中心にあるのは謎だけではなく、人が抱

